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ストーマについて知る
~ はじめての方へ ~

初めてストーマを造設する方のためにストーマについての基本情報をご紹介します。ストーマについてのより詳しい情報はオストメイトの方のための会員組織「まごころ」の会員様専用ページ(会員登録が必要です)をご覧ください。会員様専用ページでは手術前、手術後の基本情報や日常生活やもしもの時の対策について詳しくご紹介しています。

ストーマについて

ストーマとは、肛門や尿道の代わりにお腹に造られた排泄口です。
赤い色でしっとしており、触っても痛みを感じません。
また、ストーマの位置や色、形、大きさは人によって異なります。 ストーマには、括約筋がないので、便意や尿意を我慢するなど、自分の意志でコントロールすることができません。

そのため、排泄物を専用の袋であるストーマ装具で受け止めます。
ストーマ装具は、肌に貼りつける面板の部分と、排泄物を受け止め、
ためておく袋からできています、
ストーマ装具は、便や尿をためる臓器である大腸や膀胱の役割を果たします。ストーマを造設するということは、排泄の経路が変わるということなのです。

ストーマの種類

ストーマの場所やお通じの症状には個人差があります。

ストーマケアとは~基本サイクル~

ストーマ造設後の生活

ストーマがあることだけで、日常生活に大きな制限はありません。
(ご病気により制限がかかる場合はありますので、主治医の指示に従いましょう。)

シャワーを浴びることも、浴槽に浸かることも可能です。
温泉を楽しんでいらっしゃる方もたくさんいます。

入浴

シャワーを浴びることも、浴槽に浸かることも可能です。温泉を楽しんでいらっしゃる方もたくさんいます。

ストーマがあっても外出、旅行されている方はたくさんいらっしゃいます。
外出、旅行の際には、装具の替えを一式持参しましょう。
また海外への渡航の場合には、オストメイトであることを説明できる資料を持参することをお勧めします。

外出や旅行

ストーマがあっても外出、旅行されている方はたくさんいらっしゃいます。外出、旅行の際には、装具の替えを一式持参しましょう。
また海外への渡航の場合には、オストメイトであることを説明できる資料を持参することをお勧めします。

ストーマがあることで、食事に制限がかかるということはありません。(ご病気により、食事制限がある方は、その指示に従ってください)
ただし、ガスが出やすい食物などがあります。

食事

ストーマがあることで、食事に制限がかかるということはありません。(ご病気により、食事制限がある方は、その指示に従ってください)
ただし、ガスが出やすい食物などがあります。

医療専門家から特に指示がない場合、スイミングを はじめ、サッカーなどの人とぶつかることのあるスポーツや、身体を曲げたり伸ばしたりするボウリングやエアロビクスなどの運動も問題なく楽しめる場合もあります。ランニングやサーフィンを楽しんでいらっしゃる方もいらっしゃいます。

運動

医療専門家から特に指示がない場合、スイミングを はじめ、サッカーなどの人とぶつかることのあるスポーツや、身体を曲げたり伸ばしたりするボウリングやエアロビクスなどの運動も問題なく楽しめる場合もあります。ランニングやサーフィンを楽しんでいらっしゃる方もいらっしゃいます。

ストーマがあることで、気後れしてしまうかも知れませんが、今まで通りに継続できる方もいらっしゃいます。
ロマンチックな雰囲気を壊さないために、ストーマ袋は空にしてから、また、透明のストーマ袋の場合、カバーなどをしてみましょう。

性生活

ストーマがあることで、気後れしてしまうかも知れませんが、今まで通りに継続できる方もいらっしゃいます。
ロマンチックな雰囲気を壊さないために、ストーマ袋は空にしてから、また、透明のストーマ袋の場合、カバーなどをしてみましょう。

ストーマライフをよりよくするためのコツ・工夫をさらに知る

オストメイトの方のための会員組織
への入会をお勧めしています。

会員の方同士の“心のつながり”から、
色々な可能性が広がり、笑顔が広がっていくように。

これからもは、会員の方の笑顔のために
“心のつながり”をお手伝いする身近な存在であり続けたいと思っております。

聞きたいことが
聞けるところ

電話やメールで製品の使い方から日常生活の悩みまで専門知識豊富なベテランスタッフが親身に対応します。

知りたいことを
教えてくれるところ

ストーマ情報だけでなく、様々なお役立ち情報をメールマガジンや、会報誌などでお届けいたします。

仲間とつながり
あえるところ

「会って、話して不安を解消」
同じ経験を持つ仲間が集うイベントや、仲間との知恵、工夫などの交換を通じて仲間とつながりあえる場を提供します。

会員様の体験談

「なんでもできるぞ!」ー 渡邊正人さん

私は、突然大腸がんの宣告をうけ、オストメイトになりました。下痢、血便が続いたので、おかしいな、と思い、病院に行ったら、1~2週間で手術となり、心の準備もままならぬまま、ストーマの造設となりました。手術前、手術直後は、不安とショックで、「ああ、もうこれからは自由に動けない、やりたいことがやれないな」と落ち込んでいました。また、製品やストー マに関する情報は、手術前も、手術後退院してからも、何にもないと思いました。どこに聞けば、誰に聞けばいいのか、誰がこの不安、辛さをわかってくれるのか…。しかし、当時の彼女(現在の妻)が、「やってみれば?」「こんな情報があったよ。」と励まし、後押ししてくれたことで、少しづつ、オストメイトであることに慣れていきました。(今もそのようにして私を励ましてくれています。)
そんな私にー大転機が訪れました。「東京マラソン」です。もともと、オストメイトになる前から、マラソンは趣味だったのですが、ストーマができてから仲間に誘われても、なかなか復帰できませんでした。東京マラソンの走者の抽選にあたり、出場することになりました。

月に150時間ほど走り込む練習をし、参加した東京マラソンは無事完走しました!そして、これをきっかけに、「やっと元に戻れた!」そして「もっとやってやろう!」という気持ちが芽生えました。

今では、年2~3回のペースで、フルマラソンに参加しています。走ることも楽しみです が、走ったあとのビールのうまさもまた格別です。また、温泉地にある大会だったりすると、温泉、マラソン、ビール・・・ともう最高です。

マラソン大会の救護所などでも、まだまだオストメイトについてよく知らない方がいたり、オストメイトが使用できるトイレなどがなかったりとオストメイトにとって、万全な環境ではありません。でも、自分で殻を作ってしま うと、せっかくの人生が楽しめない。もし、オストメイト新人だったころの自分に贈る言葉があるなら、私は「なんでもできるぞ!」と伝えてやりたいと思っています。

装具をつけながらサーフィン(マリンスポーツ)を楽しむために

南アフリカ出身、沖縄の離島在住のポアタ・ショーンさんの趣味はサーフィン。多くのオスメイトとのつながりを求めて、Skype(スカイプ※)を通じて参加。ストーマの装具をつけながらマリンスポーツを楽しむコツを教えてくださいました。

※インターネットを通じて会話が出来る電話サービスのひとつ

ー ポアタ・ショーンさん
ー ポアタ・ショーンさん

クローン病※がもとで約14年前にストーマを造設。仕事の都合で世界を転々とし、日本人の奥様とはマレーシアで知り合いご結婚。3年ほど前から沖縄の離島に暮らし、3歳の娘さんと家族3人で永住を考えている。週に3度は海に入るサーフィン好き。

※小腸や大腸などの消化管に慢性の炎症や潰瘍(かいよう)が起きる病気

まごころでは体験者の声を
さらに紹介しています